金沢旅行(その1)

この土日に、金沢に行ってきた。

周りの皆からは「あ、北陸新幹線で行ったの?」とか聞かれたけど、いやいや、まだ開業してませんから。(^^;;

今回の旅の目的は、北陸新幹線の開業に伴って、姿を消す在来線特急「はくたか」と「北越」に乗車すること。

1日目は、朝三島を出発して東海道新幹線～上越新幹線～特急「はくたか」と乗り継いで金沢へ。

上越新幹線では「トンネルを抜けると雪国」というのを想像していたが、トンネルを抜けてもすぐには雪国にはならず徐々に雪国へと変わっていた感があった。

「はくたか」に乗り継ぐため越後湯沢で下車。ただ、乗り換え時間は10分と短かめだったので、「はくたか」に乗り込むことに必死で、昼食のお弁当を買ったり列車の写真を撮るとか諦めた。しかし、いざ座席に座ると意外と余裕なことに気づき、「写真撮っておけばよかった～」とちと後悔した。

「はくたか」は北越急行の「ほくほく線」を経由して北陸へ向う。越後湯沢を出発すると車窓の景色は銀世界が広がっていた。



ほくほく線に入ってしばらくするとトンネルが連続する。この間に在来線特急(狭軌)では最高速の160km/hで走行するらしいがトンネルの中なのでまったく判らなかった。逆に、トンネルの中の信号所で反対側から来る列車を待つために一時停止したのは単線を走る在来線特急ならではであり貴重な体験だったかも知れない。

日本海側の直江津に到着する頃には雪はなかった。ここからはJR西日本の北陸本線に入り、いよいよ北陸へ。



しばらくは、日本海の青い海を眺めていたが富山に入ると車内のあちこちでシャッター音が鳴り出した。何かと思ったら、山側の車窓には壮大な立山連峰が広がっていた。「なんで、山側の座席を取らなかったんだろう」と後悔した。

そして、金沢到着。



とりあえず、記念に「はくたか」の顔をパチリ。この赤い「北越急行」カラーは北陸新幹線開業後の3月14日以降は車両がJR西に買い取られJR西のグレーに塗り替えられてしまうそうだ。

駅弁を買いそびれて腹ぺこだったので早速食事へ。

最近テレビでも紹介された「金沢カレー」が気になっていたので、金沢駅内の「金沢百番街」にある「ゴーゴーカレー」へ。すでに昼のピーク時を過ぎていたので並ぶことなく店内に入ることができた。



注文したのは「ロースカツカレー」の「中」。少し濃いめのカレーの上にとんかつが載っている。とんかつはアツアツでサクサクっと食感もよくカレーとの相性がよく美味かった。個人的に程よい辛さと量で満足した。

金沢駅を出ると出迎えてくれたのは大きな門だった。「鼓門」というらしい。



つづく。